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キャンプ2011

ここ数年、毎年年始は家族でキャンプをしています。タウランガの近くのKati Kati、ネイピア、ロトルアを回った年もあり、ラグラン、カーフィア、ニュープリモスを回った年もありました。これまではいとこや親戚訪問も兼ねて南を回り、数日毎に移動していました。

今年はこれをガラッと変えて、みなさんから先日空手のチャンピオンシップに出場するために資金援助をしていただいたジェームズ君の家族と一緒に4泊5日、1ヶ所で共同キャンプをすることになりました。

今年はしかも、北。これまで行き当たりばったりでキャンプ場が取れていたので、10月の始めに陽子さんから「はよ、予約入れんと」と連絡があった時は「今から入れなくても」と思ったのですが、やはり北は人気なのか、第一希望だったところは取れず、第二希望のところも日にちを変えてノンパワーサイトしか取れませんでした!(なので、北は早めの予約が必要です!)

場所はタウランガベイ。

 "Absolute Waterfront"とキャンプ場のウェブサイトにあるように、本当に目の前が海でした。ノンパワーサイトでも後ろが切り立った崖なので2列にしかテントが張れないので2列目でも十分Waterfrontでした。

そこに準備のいい陽子さんが隣り合わせのサイトを2つ確保してくれ、仲良くテントを並べました。

私と陽子さん、だんな同士、娘たちがそれぞれ気が合い、本当に楽しいキャンプになりました。(ジェームズ君は事情があって不参加。)

以下、感想です。

キャンプ場は一番近いKaeoのスーパーからもかなりの距離にあり、そのスーパーにもあまり物がないので自分たちで前もって食料はある程度準備していったほうがいいでしょう。陽子さんも私も冷凍した肉や牛乳をChilly Binに入れて持って行きました。キャンプ場のオフィスにあるお店でパンや牛乳は買えますが、袋入りのポテトチップスはなかったです。キッチンの冷蔵庫が小さいので飲み物などは毎日氷($5)を買ってChilly Binで冷やしてました。

水は沸騰させてから飲むようにと注意書きがあり、水を入れたタンクを持って来なかったことを悔やみました。これはスーパーで買いました。

シャワーが3分!せめて5分だといいのにねぇ。。。でも、仕方ない!娘たちはトリートメントはシンクで洗い流していました。これは、$1でトークンを買うのですが、それがもったいないのか、朝、シンクの前でTシャツを脱いで石鹸をわきの下に塗りつけて洗っていたおばちゃんがいたのにはビックリ。小銭はたくさん用意していくのがいいようです。

携帯電話は電波ナシなので使えませんでした。

でもでも、目の前が海でジリジリ暑いのでみんな1日中泳いでました。夫は義父の釣竿を持って行き、陽子さんのだんなは$5でオフィスで借りて釣りに行きましたが全く釣れず。。。期待していなかったのでKaeoで真空パックの肉を買ってきておいてよかったです。

毎回、必ずするのがベーキング。今回は、娘がだいぶ前に作って冷凍しておいたビスケット、サルタナケーキ、いつまでもあったバナナを入れたチョコレートマフィン、スポンジケーキを焼きました。スポンジケーキは後で生クリームと缶詰のピーチを買ってトライフルに変化させたら陽子さん一家にも喜んでもらえました。みんなで食べると何でもおいしいですね。

3日目の夕方、陽子さんのだんなと私は泳がないので、ウォーキングに行くことにしました。場所はSt Paul's Rock。

ご覧のように遠くからはほぼ垂直に見える岩。陽子さんと息子のLを除いたメンバーで登りました。一番上は鎖を頼りにちょっとしたロッククライミング。登り切ったところの眺めは最高でした。途中でトロトロしていたら70歳は超えているだろうと思われるおじいさんと犬に追い抜かれました!情けないほどの体力のなさ!で、登ったところは降りなければならないワケで、これまたコワかったです。そう、私は高所恐怖症。。。知らないうちに腕に力を入れていたのか、次の日は二の腕が痛かったです。次女は転がって脚が傷だらけになってしまいました。

最後の日は、陽子さんたちは去年行ったので別行動をすることにし、私たちはCape Reingaまでドライブすることにしました。前の晩に雨が降り、どんよりしていた空もCape Reingaに着いたら青空になっていて、有名なライトハウスまで歩きました。

天気予報ではFar Northは1月に入ったら大雨になるとか、6日の木曜日から天気が大幅に崩れるということだったのですが、お天気にも恵まれ、ホント、リラックスしたいいキャンプになりました。

帰ってからは洗濯したり、テントを広げて乾かしたりしました。

海外に住んでいると自分側の親戚もいないし、うちは夫に姉がいるのですがこれまたオーストラリアで、義父もジンバブエからの移民なので本当に親戚が少ないのです。また、家族全員が気が合うファミリーを見つけるのも至難の業ですから、陽子さん一家は私たちにとって宝物のようなもの。また一緒にキャンプしたいです。