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翻訳のお仕事

先週の火曜日、ここ数ヶ月お世話になっている京都の翻訳会社から日英翻訳の依頼がありました。家電の大手会社の社内規定で、見た感じはそんなに難しくなさそうだったのでお受けしました。約1万語のものを3日で仕上げるというもの。

普通はそういうい大きな会社だと既に日英用語対照リストのようなものがあって、それも最初に送られて来るのですが、それもないんです。部署名や役職名がホームページの日本語版&英語版に出ているものと違うし。しかも原文ファイルはPDF。フリーオンラインサービスでワードにしてみたけど、書き込みのできない状態で戻って来たのでここは諦め、新たにワードで枠から作ることにして、最初のページを訳すだけで半日かかってしまいました。

朝6時~翌朝1時までがんばって何とか最初の2つのファイルは納期の木曜日日本時間午後4時に間に合ったのですが、残りの分を金曜日の日本時間午後4時に間に合わせる自信がなくなってしまいました。もちろんがんばるつもりではいましたが、もし間に合わなかったら週末になってしまい、翻訳会社にも迷惑がかかってしまいます。

しかも、金曜日は次女の学校が終わる日で、私か夫のどちらかがオークランドまで迎えに行かなければなりませんでした。夫に話したら彼が行ってくれることになり、それでも間に合うか不安でパニックになっていました。

そしたら、私の気持ちが通じたのか、翻訳会社の社長から電話がありました。でも、次の仕事の依頼でした。

「今の仕事が終わるかどうか分からないから次のなんてお受けできない」と申しましたが、「大丈夫!今のが明日納期だし、それが終わってからやればいい。7000語のファイルですよ。ご覧になりましたか?」と言われ、見てみたらなるほど、それほど大変そうではありませんでした。なので、次のお仕事をお受けし、「でも、今のは間に合わないかも知れないから納期を延ばしてもらえませんか」と生まれて初めて泣く泣く納期の延期をお願いしました。

事情を理解してくださった社長のはからいで13日の月曜日までに出来た順に納品するということになりました。「あなたにはこれからも仕事をお願いしたいのでがんばってください」と励ましていただき、Σだの文系の私には分からない数式が並んだ検査規定を何とか訳し、6時に戻って来た夫に速攻で校正してもらい、結局は金曜日、最初の納期予定時間より2時間ほどオーバーでしたが納品することができました。「あなたの訳だけでも結構です。こちらで校正者を用意します」とまでおっしゃってくださった社長に感謝、感謝。

でも、次の仕事も定訳のない単語が出て来たりしてこれまた手ごわいもので、眠れない日が6日も続いた結果、昨日と一昨日は爆睡でした。私ももうすぐ45歳ですからね。目も歯もボロくなってますし、なかなか疲労が回復しないのであります。

いつ仕事が来るか分からないし、仕事が来たらめちゃくちゃ忙しいけど、仕事がないと限りなくヒマなのがフリーランスです。

でも、お仕事をいただけるのはありがたいですし、絶対がんばりますのでこれからもよろしくお願いします!