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親子留学~その1~

今月の15日に、静岡県のエージェントから初めての留学生をお受けしました。

とーっても素敵なお母さんと6歳と9歳の姉妹です。最初の週は水曜日までお父さんも一緒でしたので、モーテルに部屋を取りました。長髪の似合う、好青年という表現がぴったりのお父さんはニューヨークで2年間お仕事をされた経験をお持ちで、下のお子さんはニューヨークで生まれたそうです。でも、お姉ちゃんのほうが日本人幼稚園だったけど、外に出ていたので英語が少し分かるようでした。

着いた日も雨、次の日も雨でどうなるか心配でしたら、とりあえず、次の週から通う小学校をお父さんにも見ていただこうと思い、新学期が始まった月曜日に校長に連絡を入れ、急だったのですが火曜日の午後に会うことになりました。お父さんも、「娘たちが通う学校を見学できてよかった」とおっしゃってくださいました。

でも、留学とアクシデントはつき物で、早速、月曜日に、翌週からお世話になる予定のホストファミリーから連絡があり、長女を学校に通わせないことにしたと言うのです。長女が小学校にいるから帰りは通学バスではなく、ホストマザーが車で迎えに行ってくれる予定だったのに、これには困りました。校長の話では、この子が最後のバス停の子だったのでバスが途中までしか行かなくなったとのこと。お母さんはとてもご心配されていたのですが、「まずはホストマザーと話をしてみましょう」とお伝えし、結局、小学校は来年からにすることにしたけれども幼稚園には通わせているから予定通り車で迎えに行ってくれるということになりました。

日曜日にホームステイ先に移動しました。お母さんのご心配は無用だったようで、夕方、女の子4人でお風呂に入って大騒ぎだったそうです。おうちが広いので外が雨でもみんなでギャーギャー走り回っていたとのことでした。

昨日の朝から小学校で、初日でしたのでお母さんにも来ていただきました。最初の1時間は私が担当なので迎えに行き、ホストファミリーからも話を聞こうと思ったら、ホストシスターたちがいろいろ話をしてくれました。月曜日の朝はホストファーザーがご飯とインスタントの味噌汁を用意してくれたとか。でも、ご飯は炊いた後になぜか水で洗っていたそうです(笑)。

今朝、みんなと遊べたらと思って早めに学校に行ったのにだれも声を掛けてくれなかったので、私も二人の学年の子供たちをよく知らないこともあり、ESOLの先生に、担任の先生と話をして何人かの女の子が明日の朝は私のところに来てくれるようにお願いしました。下のお子さんはみんなと一緒に裸足で歩きたいとのことで、でも、靴を忘れられると困るのでおうちでスーパーのポリ袋をもらってそれに脱いだ靴を入れてカバンにしまうように話しました。
下のお子さんの担任の先生とお話をしましたが、何人か、とても面倒見のいい女の子たちがいて、彼女は人気者だったそうです。今日は、お土産に買ったペンを持って行って私が先生に説明をし、彼女に使い方を見せてもらい、午後にみんなに渡すという話でした。(先生に、”Do you speak Japanese?”と聞かれてしまいました。”Yes, I’m Japanese”と答えたら驚かれて。やっぱり私はマオリに見えるのかなぁ~。絶対、体型のせいです。。。)
ESOLの先生に、お姉ちゃんがアルバムをクラスメートに見せたいという話をしたら、今週、先生と一緒に文章を作って毎日練習し、自信がついたら来週、みんなの前でアルバムを見せながら本人に話をしてもらうことになりました。先生いわく、下のお子さんは「一度も笑わなかったのに、みんなと遊んだ後に笑顔になった」らしく、やはり子供たちと交流させるのが一番と考え、今日からは簡単な本読みなどの宿題を出し、ホストシスターに手伝ってあげるように話しておきました。
楽しくて仕方がないようで、お母さんは「3週目から1日学校は大変なのではないか」と心配されてましたが、私は問題はないと思っています。あまり大変なようなら、月・火と木・金に学校に行き、水曜日はアクティビティーでもいいという話をしてあります。ホストファミリーに迷惑を掛けるのではないかとも心配されているのですが、今朝のホストマザーはとても満足そうでした。週末も「一緒にいないほうがいいのかな」とおっしゃってましたが、私は、ホストファミリーが釣りに行くという話もあり、いろいろ計画してくれていると思うのでそれに一緒に行くようにお話ししてあります。3週間という短期間ですので、そんなに問題になるほどの事件が起きるとは思えませんから。
私が口を出して全て仕切ってしまうのは簡単なことなのですが、それではサポートになりませんので、お母さんにもがんばっていただいています。