コンテンツへスキップ

意外に難しい”a”の使い方

日本がゴールデンウィーク中は暇で腐りそうでしたが、今週から一気に仕事再開となりました。

その中での出来事です。

「紅葉が美しかった」を"The leaves were a beautiful red."としたところ、翻訳会社より「ここに"a"は必要ないですよね?」とのメールが来ました。

「『一種の赤』なのだから必要なはず。間違いだったらネイティブ校正者二人のうちどちらかが気づくだろうし」と思ったのですが、きちんと説明しなければならなくていろいろ調べましたよ。

でもコレという説明が見つからなかったのでネイティブ校正者二人に聞きました。

それを合わせると、ここでの"red"は形容詞ではなく名詞であり、ここの"a"は省くことはできず、"a"を入れないのなら"beautiful"も削除して"The leaves were red."としなければならないとのことでした。

"a type of red (color)"なんですね。

翻訳会社または翻訳会社を通じてお客様から質問があった場合にはできるだけ丁寧に調べてお返事しますが、今回はどこをどうやって調べたらよいものか悩みました。

あ、でも、不定冠詞は付けなくても会話では問題ありませんから、必要以上に気にしないでくださいね!