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日本語と英語以外の言語を含む翻訳を依頼されたいお客様へ

日本語と英語の翻訳者なら日本語と英語の単語を使って書かれた文章しか来ないと思ったらウソです。。。

日本語はどんな言語でもカタカナで取り込めるという「長所」があり、カタカナで書いてある言葉が常に英語であるという保証はありません。

一昨日入った仕事の中に「クノブラ」という単語があり、インターネットを検索すると、ドイツのガーリックソーセージであることは分かったのですが、日本語のサイトではそれ以上の情報は見つかりませんでした。

つまり、どういう綴りなのかは分からないままで。。。

ふと思い出したのは、ドイツ語が話せる元校正者でした。「元」ですが、今も臨時の校正者として仕事をしてもらっているアメリカ人の友人です。

メールをしたところ、「ニンニクはドイツ語では"Knoblauch"だよ」とのこと。そこから見事に訳語を決めることができました。

その次はルーマニア語。。。これは、ルーマニア人が書いた、誤字脱字だらけの英文原稿を日本語にするというもので、ある苗字をカタカナでどう表記していいのか分かりませんでした。

インターネットで検索したところ、1件だけ、英語のサイトで発音も分かるものがあったのですが、本当にルーマニア語での発音なのか確信が持てません。

で、ふと思い出したのが、そっちのほうの男性を夫に持つ先輩でしたが、「デンマークです」とのこと。

記憶違いだったようで、結局は同じアメリカ人校正者に頼ることになりました。

彼女のだんながルーマニア人なのです。うれしいことに、無理に彼に録音させた音声ファイルまで送ってくれ、無事、カタカナで表記して納品することができました。

私は英語と日本語ですが、第一校正者はフランス語と英語のバイリンガルです。

私も夫もフランス語はできますが、私→夫→(とんでもないレベルを超えて)彼女、となります。

臨時校正者はドイツ語と英語のバイリンガルで、だんなの仕事の関係で数年後とに世界各地を転々としていたため、長女はイタリア語がペラペラですし、ドイツの現地校に通っていた長男はドイツ語がペラペラです。

(だんなは上にも書いた通りルーマニア人ですが、今まではどちらかと言うと会計学でのヘルプをしてもらい、ルーマニア語では初めて助けてもらいました。ロシア語では、夫→彼の順かと思います。)

と言うことで、友人・知人を頼れば何とかなる場合がほとんどですが、どうにもならないのが一件。。。

「地元でしか知られていない」日本人の名前です。

もちろん、私のほうでもインターネットなどを駆使して調べますが、移民局申請書類の翻訳をくださるお客様同様、名前や住所にふりがなをふっていただけると助かります。

残念ながら、日本語という分野では私以外にできる者がおらず、周囲の日本人に聞いても答えが出ることはほとんどありません。

ご協力をお願いします。