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母の手術

昨日、母が避難所で倒れ、救急車で病院に運ばれました。

足が弱いのと、寒いのと、そして一番の原因は避難所のトイレが和式だったということで、うまくしゃがめない母はトイレに行くのが面倒で水分を控えていたようです。それで、脱水症状を起こし、点滴を受けました。でも、そこでレントゲンを撮り、出血が見られ、くも膜下出血の疑いがあると、別の病院に移動になり、そこでくも膜下出血が確認されました。

それで、今日、8時間に渡る手術を受けることになりました。本当は、義弟が付き添う予定だったのですが、今朝から雪になり、雪の中に放射線物質が含まれている可能性があるからと室内待機になってしまいました。それで、彼が行けないということで、私がインターネットで病院のファックス番号を調べ、麻酔から覚めたら「誕生日おめでとう」のメッセージを伝えてくれるよう、お願いしました。

普通の状況だったら、飛んで行きたいところなのですが、遠くから祈るだけしかできず、本当にもどかしい思いでした。これまで気丈にがんばっていた妹も電話の向こうで大泣きしていました。1日中携帯を充電して待っていたそうです。私も、時間が経つ度に、知らせがないのはいいことだと思っていました。

今日、いろいろな洋服が届いたとのことですが、暖かい下着がないんだそうです。近くのお店に行ってもほとんどが春物で薄いということです。もし、ここをご覧になっていらっしゃる方がいらっしゃいましたら、暖かい下着を被災者たちに送ってあげてください。また、洋式トイレのないところにはそれもあると足腰の弱いお年寄りは助かると思います。

とりあえず、成功してホッとしています。これからしばらく大変でしょうけど、みんなでがんばってほしいです。