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Cちゃんの留学

朝8時15分に到着するCちゃんの出迎えのために私は前日の夜に空港ホテルに泊まり、7時半にホテルを出て朝食を済ませ、8時ちょっと過ぎに空港の到着口に着きました。

ほどなくしてCちゃんを乗せたNZ90便が着陸し、まず一安心。

小学生の単身留学の場合は、航空券を予約する時に同時に「アナカンパニード・マイナー」という手続きをしていただきます。

そうするとこちらに着いて私が身分証明書を出して確認してもらうまで留学生をだれにも引き渡さないことになります。

ニュージーランド航空の担当者が一緒に出てくるので私が探す手間も省けますし、今回もすぐに留学生とお会いすることができました。

(まぁ、その直前に、空港警備員が出てきて中で引きとめられている人がいるため、その人を迎えに来た人を探していると言われ、次々にアジア人に声を掛けていたので不安になり、

自分から確認に行くというハプニングはありましたが、もちろんCちゃんではありませんでした。中国人の団体さんだったようで、入国の理由などが問題になったようでした。)

「明日から学校だからこれから寝ないようにしてね」とお願いし、「はい」と頼もしいお返事だったのですが、小学校に着くまで爆睡状態。。。結局半日寝ていました(笑)。

そのため、起きることができなかった場合も想定して準備を進めることにしました。

小学校に着いてから校長に挨拶をし、クラスに案内してもらってみんなにも挨拶。バディーとなる子も決まり、クラスメートも大興奮。

ランチをしようとしたらホストマザーからメールがあり、そこまで来てもらうことに。

(実は、彼女も子供たちも待ち切れなくて前日からメールで「何時に来る?」と聞いてきてました。指折り数えて待っていたそうです。)

次女のみ連れてホストマザーが現れ、私とホストマザーが話をしている間に彼女の次女は恥ずかしそうにCちゃんに手招き!

二人で元気に外を走り回っていました。

ホストファミリー宅にCちゃんを送って戻って来てからもう一度ホストマザーに電話したところ、もうすでにみんなで折り紙を折っていたとのことでした。

ホストファミリーからの自己紹介を原文と私が日本語訳したものをお送りした時にCちゃんのお母さんが「日本語訳は本人に見せずに時間がかかっても辞書を引きながら日本語にしてもらう」とおっしゃったので、そんなことに時間を掛けるよりは折り紙の折り方を英語で説明できるようにしてほしいとお話してありました。早速、実行されたことを知り、とてもうれしく思いました。

「朝は8時10分に家を出る。学校まで20分かかる」というホストマザーの話から、私は今朝、8時半には学校の事務室で待っていました。

でも、なかなかCちゃんが来ないので、とりあえず、ESOLの先生とクラス担任の先生とこれからどうするかを話し合うことに。

午前中は1対1の授業で読み書きや発音など、Cちゃんの英語力に合わせた授業をするので、午後の一般クラスでは美術や体育など、クラスメートと話をしても問題のない授業なら助かるとお願いしました。

(少なくとも最初の1週間は午後も読み書きでは疲れてしまいますから。。。)

私の娘のお下がりの制服を着て元気に登校してきたCちゃん。

(留学生は制服を着る必要はないのですが、みんなと同じほうがいいかと思い、1枚しかなかったジャケットも一昨年中古のを購入し、現在、2人分の制服はうちにあります。)

1日30分程度バイオリンの練習をさせてほしいというご両親からの希望で、今週は私の授業中に時間を取ることにしました。

学校が終わってからでは疲れてしまうでしょうし、ホストファミリーとの時間も大切にしていただきたいので今週だけこの方法にし、来週からはホストファミリー宅で練習していただくことになります。

とてもきれいな音ですばらしかったので、ESOLの先生と相談し、クラスのみんなの前で弾かせてもらえるよう話を持っていくことにしました。

(先月、バイオリンの製造証明書の翻訳をしたばかりでちょっと知識がある私!)

帰りのバスについては、ホストマザーが校長や担任の先生と話をして問題ナシ。ホストマザーはマオリ語のボランィテアティーチャーで、金曜日はCちゃんのクラスで授業だということ。

これからの3週間が楽しみです。