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H君の短期留学

先月の22日から8月3日まで、埼玉県の11歳の男の子、H君がマンガファイにやって来ました。

サッカー少年である彼は、ホストファミリーにも同年代のサッカーをする男の子がいるお宅を希望。数軒の候補の中から、ずーっと私たち夫婦に親しくしていただいているDさん宅を選びました。理由は、まずは息子のJ君がサッカーをするという点ですが、それ以上に、お姉ちゃんがいて一人っ子ではないのですが、お姉ちゃんは私の娘たちと一緒にオークランドで寄宿生活をしているので平日は家にいないという点でした。

兄弟姉妹がいてその年齢が近いと、ことばにハンディがある留学生がのけ者にされてしまうことがあるんですね。ホームステイ先としては、一人っ子が理想的ですが、そのような家庭はニュージーランドには少ないのでこれはラッキーだと思いました。

空港で何度も「出たら右ね」と言ってあり、お母様にも言われて掌にも「右」と書いていらしたのに左側にいたため、なかなかお会いできませんでしたが、無事見つけて車に乗った途端に眠られてしまいました!翌朝もなかなか起きなくて、11時にホストマザーに起こしてもらい、何とか学校での授業に初参加。かなりののんびり屋さんでした。制服はちょうど娘のお古がまだ取ってあったのでそれを着ていただきました。

週末にはサッカーの試合にも出られたそうです。私は立場上、日本人留学生を試合に出してもらうということはだれかこちらの子がサイドラインで見ていることになるので頼めないのですが、ほとんどのホストファミリーはコーチに直接お願いしてくれるようです。今回も、練習にも試合にも出ることができて、H君はとても喜んでいらっしゃいました。

その他、釣りに行ったり、短い期間でしたがDさん一家と楽しく過ごされたようです。お母様からは「少し、飛行機が遅れたのですが、JALの方と一緒になかなか”イイ顔”して帰ってきました。会った途端、待ちかまえたように、いろいろと旅の話を聞かせてくれました!とても楽しかったようです。せっかく現地に慣れたところで、日本へ帰らなくてはならなかったので、後1週間くらいはまだいたかった~!と本人は言ってました。」とのこと。こんな短い期間の留学でも話が尽きないほどの体験をされたようで私もとてもうれしくなりました。

H君は分からないことは分からないときちんと質問ができる子でした(日本語で、ですが)。英語の勉強をがんばると約束してくれました。いつか、パパのように英語が話せるようになるでしょう。将来が楽しみです。

翻訳も無事両立でき、私も大満足の留学でした。