コンテンツへスキップ

翻訳の依頼方法に見る日本とニュージーランドの違い

ご無沙汰しております。いつも新しい記事を書こうと思いながら、なかなか書けず、見たら年に一回ぐらいしか更新していないじゃないですか。これでは、もう翻訳はしていないのではないかと思われても仕方ないですよね。でも、細々と続けております。😅

さて、論文のようなタイトルを付けてしまいましたが、常々不思議に思っていたことなのでちょっと書いてみることにします。

翻訳の依頼は、ニュージーランドでは直接、日本では翻訳会社を通じてするのがほとんど。ここのところ、ニュージーランド国内の法律事務所からの仕事が続いていて、そう言えばなぜ日本人は翻訳会社を通すのかなと思ったのです。

私に直接依頼してもらえれば、日英の場合、一文字8円~ですが、翻訳会社を通せばこれが12円~25円(A社)になります。私の場合はネイティブ校正も込みというのがウリなので、ほとんどの場合、翻訳会社に納品したものがそのままお客様の手元に届けられ、差額は翻訳会社の手数料です。

もちろん、翻訳会社はどこも、お客様に直接翻訳者に依頼されては困るので、納品する際にはコメントなどはすべて匿名にしていますから、翻訳者を探すのは容易なことではないと思います。翻訳者のほうでも、秘密保持契約をしていますから、直接お客様にコンタクトすることはできませんし。

駆け出しの頃、一つの仕事が終わらないうちに次の仕事が入る状態でがんばっていた時があり、何度私を指名しても仕事をしてもらえないと社長に連絡したところ、簡単に教えてもらえました、とFacebookから連絡してくださったお客様がいました。現在もお世話になっている会社です。

極力、費用を抑えようとして、意味不明な英文が混ざった原稿を送って来るお客様もいますが、それよりは翻訳者に直接依頼すれば同じ予算で全部翻訳してもらえますよ。

ということで、まだ翻訳の仕事をしていますので、気軽にお問い合わせください。日英がメインですが、英日も意味が通じる英文であれば可能です。ビザ申請用の書類翻訳もOKです。