コンテンツへスキップ

白目に注射!

ここしばらく、新聞を読んだり翻訳の作業をしていると、文面の一部がインクが滲んだように見えることに気が付きました。その後、よくチェックしてみると、それが左目で見た時だけ起きることが分かり、煩わしいのでGPに行きました。

実は、去年、光が見えるようになり、友人から同じ症状でGPに行ったら網膜剥離だった人がいるという話を聞かされて怖くなってGPに診てもらっているんです。光が見えるようになってから運転免許更新のために眼鏡が必要になり、両目ともフルチェックを受けていたのでそんなはずはないとは思ったのですが、念のため。その時もGPがかなり時間をかけてチェックしてくれましたが、網膜剥離の可能性は極めて低いと言われ、様子を見ることになったのです。

結局、GPには診てもらわず、看護婦に診てもらい、とりあえずメガネ屋で検査をしてもらい、目に異常がなかったらGPにもう一度連絡をするということになりました。

メガネ屋での検査は$65かかり、瞳孔は開かなかったものの、いろいろ時間をかけて診てもらいました。それで、視力はそれほど変化しておらず、メガネを替えても症状がよくなるものではないこと、右目に白斑があることが分かりました。それで、専門医にすぐに診てもらうことを勧められましたが、「すぐに診てもらう」=「プライベート」で、診てもらうだけで$150、スキャンをすると$200とか説明されたので「夫に相談する」と言って家に戻りました。

そしたら、すぐにメガネ屋から電話があり、「緊急事態なので無料。明日、スペシャリストに予約を入れましたので行ってください」と言われました。

スキャンなどをして両目の奥が腫れていることは分かったのですが、その原因が分からないのでまずは血液検査を受けるように言われました。これが異常なしだったので、1ヵ月後に病院で蛍光眼底造影検査となりました。

蛍光眼底造影検査は、蛍光剤を注入するために点滴のように手首に針が刺され、準備に時間がかかりましたが、検査自体は15分ほどで終わる痛みもない簡単なものでした。

日曜日に日本から戻り、郵便物を開けたら翌月曜日にまた病院での診察予約が入っていて驚いたものの、検査結果何か分かったのだろうと思い、行きました。

結果は、右目にあった白斑は消えていたので問題なし、問題は左目の黄斑部の浮腫でした。糖尿病や高血圧から来るものでないことは血液検査などで分かっているので「原因不明」とされ、治療方法としてレーザーと注射があるということでしたが、医師のお勧めは注射だということで、「そんなに怖くないわよ」という看護婦のことばを信じて注射を受けることにしました。

麻酔の目薬を5分毎ぐらいにさされ、準備に20分ぐらいかかって、その間が注射より嫌でした。ベッドに寝せられ、特に何もかけられず茶色い液(イソジンだと思う)で目の周りを拭いて目の中にも入れられ、まぶたの上下にクリップをかけられました。右下を見るように指示され、そのうち、看護婦の説明通り、眼球を押されるような感触がありました。「目の中に泡がいっぱい見えますか?」と言われ、「イエス」と答えたら今度は下を見るように言われ、上にも注射されたような感じでしたがすぐに目を閉じるように言われてまぶたを押されました。

数時間針を刺した部分に鈍い痛みを感じましたが、その後は痛みもなくなりました。視野は一部がボヤけていたのが全体的にボヤけた感じになり、滲んで見える部分はなくなりました。自分からは普通に見えるし、痛くもないのですが、夫に「ちょっと怖い」と言われて鏡を見たらギョエ~!ホラー映画のように白目部分が真っ赤でした!

目のフチにが真っ赤に血の色でその中に黒目がある状態で、幼稚園の臨時教師の話もあったのですが、子供たちを怖がらせてしまうと思い、断りました。でも、夫の仕事関係の人たちとディナーだったので眼帯を買ってして行きました。そしたら、夫はパイレーツの詩を唱えるんですよ!失礼な。。。

今日は7日目ですが、目はまだ赤いです。飛蚊症でしょうか、黒い点々が昨日から見えるようになりました。(虫だと思って殺そうとして気づきました。)白目部分は黄色くなってます。

昨日は娘たちのネットボールの送迎でずっとサングラスを掛けていましたが、煩わしいので早く元の色に戻ってほしいです。

1ヵ月後にまたスキャン&診察です。難治性の病気ということで、長い付き合いになりそうです。