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Camp 2012~ウェリントンまで

毎年恒例となっている我が家のキャンプ。今年はウェリントン方面に行くことにしました。相変わらず、その晩に泊まる宿も、どこに行くのかも決めず、とりあえず南に向かうというのんびり旅行です。

14日(土):朝10時頃に家を出てHuntlyでピクニック。初日はいつもコレで、内容はツナマヨのおにぎり、鶏のからあげ、ウィンナーソーセージ、ゆで卵。お菓子も毎年同じで、チョコレートチップスのビスケット、サルタナケーキ、ブルーベリーマフィン。いつでも生クリームと路地で買ったイチゴがあればデコレーションできるようにスポンジも焼きました。その後、タウポで少し休み、ナショナルパークの近くのキャンプ場に行きました。でも、お天気も悪く、テントを張る気力がなかったので、キャビンを借りることに。1人$30で二人で一つのキャビン、その他の設備は共同でした。この設備で4人で$120は高いような気もしましたが、鍋やお皿まで揃っていたので仕方ないかな。ナショナルパークに4スクエアがあり、そこで食材を買いました。

キャビンの外
キャビンの中

15日(日):朝6時に起きて、私以外はトンガリロ・クロッシングをすることに。

いつもながらギッシリ

受付のお兄ちゃんの話を聞くととても気持ちがそそられたのですが、右足の強剛拇指を考えると、8時間も歩いたらその後のキャンプが台無しになると判断し、私は出発点の駐車場まで行って30分一緒に歩いて戻り、3時半ぐらいに到着点の駐車場で待っていることにしました。駐車場まで戻る間に雨が降り始め、ちょっと心配でしたが、車の中で雑誌を読んだり、目を休めたりして過ごし、10時半ぐらいにコーヒーが飲みたくなったのでカフェでも探しながらボチボチ到着点の駐車場に向かいました。でも、日曜日の山の中なんてカフェもなく、あきらめて水とビスケットで我慢。

12時半を過ぎた頃から少しずつクロッシングを終えた人たちが駐車場に見えました。一人の女性が寄ってきて車に乗せてほしいと言ってきたのですが、私たちの車は上の写真の通り、ぎっしり。その時、携帯電話が鳴りました。見たことのない番号で、出てみると相手の声は聞こえるのに私からの声は聞こえていないよう。何度か掛かってきたので間違い電話ではないとは思ったものの、どうしようもないのでそのままにしておいたらテキストが。「3人、びしょぬれで震えている人たちがあなたを待っている。Where r u?」。"Where r u?"と言われても駐車場の名前が分からない!とりあえず、大きな道路に出て、標識を見ながらテキスト。そのまま出発点の駐車場に戻りました。

娘のどちらかが泣いているのではないかとかいろいろ考えながら駐車場にいくと、みんな途中で戻ったようで屋根の下にひしめき合っていて娘たちの姿は見えませんでした。でも、隅の方でビスケットを食べて座っているのが見え、声を掛けると何か、元気。頂上近くまで行ったら急に寒くなり、次女の靴の底が取れてしまったり、みんな戻って行くので途中で自分たちもあきらめたほうがいいと判断して戻ったそうです。夫はだれかと話をしていて、私の姿を見ると「とても具合の悪い女の人がいるから車に乗せて暖めてあげよう」とのこと。布団や枕もあったので、OKしました。

女性は若いインド人。かなりの軽装で、Hyperthermiaを起こしていました。川のそばでグッタリしていたところをドイツ人の集団に助けられ、その中の一人の服を着ていたのですが、フラフラしていました。車に乗せると現役の看護婦が登山客の中にいて診てくれ、車の中を暖め、長女も震えていたので運転席に乗せ、女性に話し掛け続けるようにしてもらいました。女性の連れは一人だけで、その友達に連絡したというもののなかなか来ない。1時間ぐらい待ち、女性を無事にそのお友達の車に乗せ、私たちもその場を離れました。トンガリロは完歩できませんでしたけど、人助けをしたというので子供たちも満足だったようです。

でも、ポケットの中まで水が入ってしまい、夫の携帯は動かなくなりました。今度はポリ袋に入れなければ、ですね。

そのままパーマストンノースまで行き、モーテルに泊まりました。モーテルは4人で$120、ダブルベッド1つとシングルが2つ。キッチンのコンロは2つしかなくて、大きな鍋だと2つ一緒には無理。どのノブを回したらどっちが点くのか、右に回したら高温なのか分からないシロモノで、苦労しましたが、ソーセージを焼いてコーンをゆでました。テレビもシャワーもあるし、夫はテレビを見ながらそのまま寝てしまいました。

16日(月):Castle Pointへ。

Tui Girl
有名らしい
テント、張りました

ここは2人で$45で1泊4人で$90。あまり人もいなく「どこでもどうぞ」と言われました。目の前が海!ですが、もちろん、ニュージーランドは南にいくほど寒いワケで、ノースランドのようなわけには行かない。水はかなり冷たかったようです。(私は泳ぎません。)2泊しました。

17日(火):朝、Castle Pointまで歩き、午後はゆっくり。Pauaを採りに出かけました。フェンスを直しているおじさんに聞いて、ウェットスーツを着てがんばったけど、採れたのは1個だけ。見た感じ、古いタイヤみたいに真っ黒で、「コレ、食べるの?」という感じ。でも、食べたらおいしかったです。

Castle Point

18日(水):Cape Palliser~ウェリントン

去年は北島の北端のCape Raingaに行ったので、今回は南端のCape Palliserに行こうとなり、出発。途中でアザラシが見えました。

ウェリントンの近くのHut Parkにテントを張り、2泊することにしました。こちらは4人で1泊$75。Top 10なのに安い!

カモの一家がテントまで寄ってくる

19日(木):ウェリントン観光

Te Papa、国会議事堂、ケーブルカー。完璧な観光客!夫が新しい携帯を買いました。

私の携帯はボーダフォンなので、夫のテレコムと比べるとカバレージが狭い。今回はとても不便でした。

国会議事堂
そしてやっぱりコレ

20日(金):1日中運転して夫のおじたちとDOCのサイト(Glenfall)でキャンプ。おじは元エンジニア、おばは小学校の校長。6人目の孫がもうすぐ生まれます。

21日(土):どんどん人が増えて行きました。

DOCのサイトは無料ですが、その分、自分たちですべて準備していく必要があります。トイレは水洗ではなく、電気もついていないので子供たちがどう反応するか心配でしたが、天気もよくて目の前の川で泳いだり、うなぎ釣りをしたり(釣れませんでしたが)大満足。

うなぎ釣り
真ん中の子が夫のいとこの息子。手前はクライストチャーチから来たお友達。

22日(日):朝10時ぐらいに出て夕方6時頃にマンガファイに戻りました。もうすぐワークワースというところで事故があって普段の倍以上時間がかかりました。ノースランドからだとどこに行くのにも運転時間が長くなってしまいます。今度は南島に行きたいので、もっときちんとプランを立てなければなりませんねぇ。