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新しい翻訳会社との意外な展開!!

先日、新しい翻訳会社からの仕事を請け、私が納品した英文にクレームが付き、よく見たら翻訳会社の校正者がその後に修正したために発生したミスだったということは前々回の記事に書きました。でも、これからも同じようなことが発生したら困りますし、こんなことをさせられるのなら別にこの翻訳会社から仕事がもらえなくなってもいいやと思い、こちらの気持ちを書いてメールを送りました。

ところが、その後、立て続けにこの会社から仕事が入るようになったのです。しかも、担当者ではなく、前回、担当者に代わってメールをしてきた方からでした。

今回は、短い案件だったのですが、その後、翻訳会社で校正されたものが戻され、納得できない箇所は説明をし、OKでした。

今回、学んだ事:

(1)誠実に対応すれば相手に気持ちが通じる。感情的になるのではなく、冷静に対応する。

(2)私が受動態で書いた文章を校正者が能動態に直し、それを更に翻訳会社の校正者がまた受動態にするということが続いたので、これは日本人が英文を書く時のクセのようなものではないかと考えた。ネイティブの文章だと能動態で書かれていることが多い(「沿革」など)。これからは能動態で行こう。

(3)説明は面倒だからと端折らない。特に、(2)のような状況にならないように、ある程度説明は必要。怒らずに翻訳会社の翻訳の質の向上にも協力する。また、説明することによって、翻訳会社にもこちらの姿勢が分かってもらえる。

今週は、別の翻訳会社からの仕事が入ってしまったので、こちらの会社からの仕事はお断りしましたが、単価が倍なので泣く泣くでした。これは、フリーランスの難しいところですね。でも、そのため、これまでの翻訳会社も単価を上げてくれているようなのでうれしいです。

今の仕事は日本の大手会社からの案件で、この会社からの仕事は前々から担当させていただいています。でも、今回は指名付き!(まぁ、私の名前はクライアントには伝えられませんから、「同じ翻訳者でお願いします」ということでしたけど、翻訳会社の社長が翻訳したと思われたようで、これは光栄なことです。)

地道にやっていくしかないのだとまたまた思いました。

さぁ、また頑張ろう!!!