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近況です:旅行・留学・翻訳etc.

ブログを更新しなければ、と思いつつ、3月も半ばを過ぎてしまいました。。。

まず、去年の年末から今年の年始にかけて、オーストラリアのゴールドコーストに住む義姉のところに一家で押しかけました。ケチな夫がその名も"Rent- a-bomb"という会社から借りた、これ以下のものはないだろうと思われる車(窓は全部手動、エアコンは付いているけど動かない)で暑い中、楽しんで来 ました。これまでは義姉たちがこちらに来ると義父母も一緒だったのでなかなか自分たちだけで過ごす時間がなかったのですが、今回は姪たちともいろいろ話す 機会があり、これもいいものだと思いました。もうすぐ義姉の長女が一人でこちらに遊びに来ます。次女と一緒に空港に迎えに出る予定です。

観光客!
似た者夫婦。。。
免責額が$1000だったけど、そんな価値があったのかな。。。

その後、日本から45歳の放射線技師の先生が来て、3ヶ月ほどIELTSを指導することになりました。私は医療通訳をしているものの、放射線に関しては知識がなかったので、まずは医療通訳として契約しているDHBに連絡をし、放射線科の代表者と会うことにしました。いろいろな機械を見せてくれ、その代表者もイギリスからの移民だということで、登録についても情報をいただけ、先生も大喜び。その後、私の目の診察もあり、スキャンや診察にも同行を許可してもらって、さすがに目の注射の時は恐ろしかったそうです。

その先生には息子さんが二人いるので学校も見学したいとのことで、地元のMangawhai Beach School(小学校)とOtamatea High School(小学校高学年以上の中等教育学校)、夫の母校でもあるAuckland Grammar School(中学生以上を扱う中等教育学校)にも予約を入れてご覧になっていただきました。

Mangawhai Beach Schoolでは校長が各クラスに連れて行ってくれ、年少クラスにいる「日本から来た男の子」に会いました。父親が日本でラグビーをしていたそうです。「日本語話せるよね」と校長。「イエス」。「日本語で『僕の名前は○○です』って言える?」「イエス」。「じゃあ、行ってみて」「イエス」。。。結局、「イエス」以外の答えは聞けませんでした!

Otamatea High Schoolでは「数学と理科の授業が観たい」というリクエストにまで応えてもらえ、先生も満足でした。Auckland Grammar Schoolでは歴史のある建物だけでも「すごいですねぇ」で、日本語のクラスまで見せてもらいました。案内してくれた先生は夫の学生時代にもいらした先生ということで、こちらも話に花が咲きました。

大人一人でのホームステイなんてどうなるかなと思ったのですが、すばらしいところを見つけることができました。地方紙に2回広告を載せたのですが、だれからも反応がなく、一件だけ電話があったのは昔、Yちゃんと私を罵ったホストマザー。彼女のお陰で広告のメールアドレスにミスがあったことが分かり、編集者が間違いを認めて無料になったものの、このホストマザーのところには入れたくないし、困ってしまいました。でも、意地もあるし、友人知人に声を掛けて何とか。先生には満足していただけました。先生がホストファーザーと釣りに行ったりボウリングに行ったりされているのを伺って「大人のホームステイもいいものだな」と思いました。(来月の始めにIELTSです。)

翻訳のほうも順調です。去年、一昨年と2年分の有価証券報告書の日英翻訳をさせていただいた会社から、今年もということで指名がありました。これがまた大変だったんです。PDFで原稿が来たのですが、どのソフトを利用してもワードに変換できず、翻訳会社に相談したら、テキスト形式でいいと言われたのでそれを上書き翻訳しました。でも、「どこがどうなのか分からないから表なども入れてほしい」と言われ、ワードにタイプし直す作業までしました。私たちが何度も校正をして納品した後に、お客様側で何人かの人がチェックして、その度にこちらも修正を要求されるし、日本語校正者まで採用しなければならなくなって、大変だったのにほとんどお金にならない結果となってしまっていました。

だから、これは最初から交渉したほうがいいと考え、去年の2.5倍の単価を要求。「何人がチェックをしてもいいけど、全員のチェック分をまとめてこちらでは1回の修正で済むようにしてほしい。そうでなければ追加料金」とか、その他の条件も付けました。こちらでも悩んで悩んでそうして、他の仕事を請けずに待っていたのに、結果は原稿が3日遅れ。しかも、文字数にして1200文字。。。さすがに翻訳会社も最初から謝って来ました。私たちは、監査も問題なく通過し、その会社が3年も使い回しができる英訳を格安で提供したワケです。翻訳会社も罪悪感を感じたのでしょう、今後はその他の案件も去年1円上げてくれたのにさらにまら1円上げると約束してくれました。

去年からこの会社だけでなく、他の会社や直接の仕事が入るようになり、そちらは2.5倍の単価なのです。もし、他の会社も単価が低いのであればそれが私の実力だとあきらめるしかないと思うのですが、そちらを断って単価の低い仕事を請けるのもバカらしいし。ということで、仕事の数は減りましたが、収入的にはアップしました。指名も続いていてうれしいです。昨日も翻訳会社から「本件は『トダン様よりいろいろと配慮された納品になっておりますので、どうぞよろしくお願いします』とのコメントを入れまして、納品いたしました。十分配慮された納品ファイルになっておりますので当方からもお礼申し上げます。」とのメッセージがあり、うれしかったです。

実は、昨日は納品に間に合うかどうかという状態でした。校正を義母に頼んだのですが、義母は日曜日に友人たちと山歩きに行って転び、救急車で緊急病院に運ばれてしまったのです。レントゲンの結果は足首の複雑骨折で、手術が必要。まぁ、責任感のある義母なので校正はある程度終了していただろうとは思っていましたが、その後に本人から電話があり、自分の足よりとにかくそっちを心配していました。夫に指示を出して、夫が義母のパソコンからファイルを持って来てくれ、それをプリントアウトして夫にチェックしてもらい、さらに私がチェックをして、納品予定時間の数時間前に翻訳会社に送ったのでした。

あ、そうそう、長女がオタゴ大学に合格し、南島のダニーデンに行ってしまいました。「これまでオークランドに5年住んだから今度は南島に行ってみたい」とのことで、仕方ないですね。でも、家の中がきれいです!