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2011年です!

明けましておめでとうございます。

ニュージーランドは今日も暑くなりそうです。今回の夏はオーストラリアから夫の姉一家が来ています。上の娘同士はうちが先で向こうが後、下の娘同士は向こうが先でうちが後、2ヶ月違いで生まれたので年齢も一緒。毎日海に行って遊んでいます。

年末に新しい生徒が増えました。お父様のお仕事の関係で日本で小学校に通った後はアメリカで教育を受けられた方です。でも、通訳として英語力が不足していると感じ、知人を通じて紹介されました。(ご紹介、ありがとうございました。いつもお世話になっております。)

最近、このようなケースが多くなってますね。私は高校での正規留学に憧れながら夢のまま終わってしまっていたので、日本にいる頃はずーっと「正規留学をすれば絶対に英語ができるようになる」からしまいには「自分の英語がダメなのは長期留学していないからだ」とまで思っていました。

でも、英語圏で生活していると、英語の習得がそんなに簡単なものではないことが分かってきます。今、正規留学と言いますか、長期で高校留学をする日本人は親の海外赴任のためという人ばかりでなく単身の人も相当数いますから、上記の方と同じぐらい英語ができる人というのはザラにいるんですね。私の周囲にもアメリカで教育を受けた日本人が数人います。

そして、英語力よりも大事なものもあるワケです。

例えば記憶。当然ですが、通訳にはものすごい集中力が要求されます。自分のことばではないので途中で忘れてはならないのです。どんなに訳したくない内容でも正確に訳さなければなりません。くだけた話し方も丁寧な話し方も両方できなければなりません。

後は、海外生活を若い時にした人に欠けるのは社会人としての常識でしょうか。日本のビジネス社会では、名刺の受け渡しや座る位置、ドレスコードや敬語の使い方など、いろいろな決まりがあります。正しい英語と同じぐらい、美しい日本語が要求されます。最近よく見かけますね、「こんにちわ」。。。それと、お客様に対する態度やサービスも重要かと思います。

また、知識が広くなければならないので一にも二にも読書、たゆみない勉強が必要です。語彙力や表現力はだれかに教わっても身につけるのは自分自身。日々の努力です。。。年齢と共に運動能力も落ちて来ますよね。それは目に見えるので分かりやすくて、「あー、これから毎日歩こう!」とかなるんですけど、知識や記憶力というのは目に見えないからそれほど切実ではないんです。でも、毎日確実に衰えて行きますし、新しいことを覚えるのには若い頃の倍の時間がかかるようになります。

90歳で現役の水泳選手がテレビで言ってましたけど、90歳にもなると毎日続けなければその翌日は動けなくなる、だからコツというコツはないけど毎日泳ぐしかないんだそう。

だから、私も生徒に負けないよう、毎日努力を続けて行くつもりです。エラそうなことを言って自分でそれを実現できないようでは困りますからね。

その他、今年は教材も充実させたいです。以前、そのような英語教材作成のお仕事の話をいただいたことがあり、日本で使用するのはほとんどが米語なので周囲にアメリカ人などいませんし、お断りしましたが、自分で作るのなら時間もありますし、がんばりたいですね。まぁ、いろいろな専門用語辞典もほしいので予算に優先順位をつけなければなりませんが、できる範囲でやって行きたいと思います。

あとは、夫にテニスで勝つこと!まずは1ゲーム続く体力をつけなければなりません。長女もだんだんうまくなってきているので油断大敵です。

またまた忙しい1年になりそうです。

今年もどうぞよろしくお願いします。